こんにちは!ボディメンテナンス鵜沼の丸山です。

ここ数日は、急激に暑くなってきましたね。
最近ニュースなどでよく耳にするのが、マスク着用による熱中症です。これから気温がどんどん上昇する中でマスクを着用していると、熱中症になりやすいということです。今回はその原因と対策についてお話します。

マスクによる熱中症のリスク

人間は、呼吸でも体温をある程度調節する機能があります。(主な体温コントロールは発汗)マスクには、呼吸による水分の蒸発を防ぐ、効果があると言われていますが、その一方で、マスク内で息がこもりやすく、水分の蒸発による体温コントロールや、熱をこもった息を吸うことで体温の上昇を招いてしまいます。のどの渇きが感じにくくなってしまったりしてしまうため、水分補給のタイミングを逃してしまうことにも繋がります。

熱中症を引き起こす原因

マスク着用による熱中症のリスクの他の原因としては三つあります。

1、環境によるリスク
気温、湿度が高い・風が弱い・締め切った室内・日差しが強い・エアコンのない部屋・熱波の襲来など

2、身体によるリスク
高齢者や乳幼児、肥満の方・糖尿病や精神疾患のある方・下痢やインフルエンザでの脱水状態・二日酔いや寝不足による体調不良など

3、行動によるリスク
激しい運動や慣れない運動・長時間の屋外作業・水分補給が十分にできない状況

これら三つの要因によって、汗や皮膚温度で体温が調整できず、熱中症になってしまうことが多くなります。

新しい生活様式における熱中症予防行動

1、マスクの着用について
高温や多湿といった環境下でのマスクの着用は、屋外で人と十分な距離(2メートル以上)が確保できる場合は、マスクを外すようにしましょう。
マスクを着用する場合には、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめな水分補給を心がけましょう。

2、エアコンの使用について
熱中症予防のためにはエアコンの活用が有効です。ただし、一般家庭のエアコンは、空気を循環させているだけで換気はしていません。新型コロナウイルス対策のためには、冷房時でも窓開放や換気扇によって換気を行う必要があります。歓喜によって室内温度が高くなってしまうので、エアコンの温度設定を下げるなどをして対策をしましょう。

3、日ごろの体調管理について
新しい生活様式では、毎日の体温測定を行ってください。これは、熱中症予防にも有効です。平熱を把握しておくことで、発熱に早く気付くことができます。