こんにちは!ボディメンテナンス鵜沼の木村です。

寒さがまだまだ続きますが皆様、寒さに負けてませんか?温かい飲み物や食べ物を摂ったり、運動やストレッチをしたり、湯船に浸かるなどお体を中から温める工夫をして寒さに負けないお体作りをしていきましょうね。

この時期、直接冷えた空気が当たって冷えてしまう首や肩だけの症状だけでなく、残念な事に腰を痛められる方が多くなるのもこの時期になります。

そこでこの時期にありがちな腰痛とその予防をお伝えできたらと思いますので宜しくお願い致します。

1.急な動き出しによる腰の痛み

朝起き上る時の痛みが代表的であります。朝起床時は体の血流がまだパソコンでいう「オフ」のモードから「オン」のモードに切り替わって間もないため起きている時間の一日の中で最も血流がよくない時でもあります。加えてその時の腰の筋肉はずっと眠っていたことにより筋肉がまだ固まりがちでもあります。さらにこの時期の朝起床時はとても冷え込むためさらに血流がよくない状態になり筋肉が固まりやすいため、起き上がりのような急な動きなどで腰を痛めがちです。

予防として起き上がる時はいったん横向きになり横向きのまま腕の力で上半身を起こすと腰の負担が少なく起き上がることができます。万が一腰を痛めてしまった時にもできる方法なのでぜひとも覚えておくといいかもしれません。

2.重い物を持ち上げることで起こる腰の痛み

腰より低い場所にある重い物を持ち上げる時には、本来、腰だけでなく、太ももの裏の「ハムストリングス」と「内転筋」いう筋肉も一緒に使われます。しかし、持ち上げる際本来使う膝の屈伸動作をしないまま行うとこのハムストリングスや内転筋が上手く使われずに腰の筋肉に負担が集中してしまいます。腰より下の位置にある物を持ち上げる際、膝から持ち上げる感覚で行うと上手くハムストリングスや内転筋が使われ、腰の負担を軽くすることができます。

3.長い時間座ることで起こる腰の痛み

基本、筋肉は20分間全く動かしていないと固まっていくと言われております。パソコン作業などで腰を全く動かさないままにしておくとパソコン作業に集中することでおこる全身の緊張も手伝って腰は固まり易くなります。また、座っている姿勢は実は腰の前の股関節を伸ばす役割の筋肉を固まらせてしまいがちです。この筋肉が固まると背中から腰のしなりが少なくなり、腰の筋肉が常に突っ張ってしまうようになり、腰の捻れ動作などの動きを制限し、腰の筋肉をさらに固めてしまうという腰の筋肉はさらに固くなってしまいます。その結果、立ち上がる際に腰を痛めてしまったり、長く座っているとだんだんと腰が痛くなって長く座るのがつらくなるようになってしまいます。

4. 長い時間寝転がることで起こる腰の痛み

前述した3.の内容と同様に筋肉は20分間全く動かしていないとその筋肉は固まっていくといわれております。寝転んでいる時というのは、本来、腰の負担はほぼありません。しかし、反り腰の方の場合ですと腰は常に休んでない状態になります。同時にお腹の筋肉やお尻の筋肉の負担も立っている時と比べるとほぼない状態になります。お尻の筋肉やお腹の筋肉が弱まると、姿勢が崩れ腰の筋肉の負担が強くなり、腰を痛め易くなります。仰向けで寝る時、両膝で山を作るように膝をたてると反り腰がなくなり腰の負担が軽くなります。

5. くしゃみによる腰の痛み

以外ですがくしゃみをして腰を痛めてしまうという方もみえます。くしゃみをした瞬間、くしゃみの衝撃を腰でうけます。くしゃみの一瞬の負担はとても大きいです。そのため、その負担を腰でうけることでギックリ腰のような痛みを引き起こすことがおきます。稀ですが、毎年必ず1名はくしゃみで腰を痛められる方がみえますので、皆様、油断は大敵です。予防としてくしゃみをする時に前方の壁に掌をつけるのがオススメです。そうすることでくしゃみの時にかかる腰の負担を掌を伝って壁に移すことができます。

他に足やお尻にしびれを伴う腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、すべり症や坐骨神経痛などあります。

腰は字にあるように体の要となる場所で、普段の姿勢やクセによる影響が体全体の中でも特に大きいです。そして腰を痛めてしまう方はみな共通して骨盤の状態がよくなく腰の筋肉がとても固まってしまってみえます。

当院では腰の痛みや悩みだけでなく腰を痛まないようなお体づくりの提案もさせていただいております。腰の痛みだけでなく不安などのある方は当院までご相談くださいませ。

お待ちしております。