こんにちは!
ボディメンテナンス鵜沼の丸山です。

まだ寒い日が続きますが体調管理は気を付けていますか?特にこの時期は自律神経が乱れやすく体調が崩れやすくなっています。今回は自律神経をセルフケアで整える方法を紹介します。

自律神経とは・・・

自律神経とは、体の働きを調節する神経のことで、「交感神経」と「副交感神経」の二つから成り立っています。主に交感神経は体の動きを促し、副交感神経は体を休ませるといった役割を持ち、 状況に応じてそれぞれが働くことで、自律神経は私たちの体を常にベストな状態に安定させようとしてくれます。例えば暑い時に汗をかいて体温を下げる、食事をした時に食べ物を消化するといったことも、この自律神経の働きの一つです。

自律神経が乱れると・・・

体がだるい、眠れない、発汗、ほてり、動悸(どうき)、息切れ、めまい、頭痛、食欲不振、下痢、便秘などの身体的症状とイライラ、不安、やる気がでない、パニックになりやすいなど 精神的症状がでることがありどちらか片方のこともあれば両方の症状が一度に出ることもあります。

自律神経が乱れる原因

①季節の変わり目
季節の変わり目は気温や気圧が変化しやすく、そのような時期は自律神経が乱れやすいので注意が必要です。 気温や気圧の変化に対応するために、自律神経は体の機能を整えようとしてくれます。その時、一時的に自律神経のバランスが崩れて発汗やほてり、のぼせなどの症状がみられやすくなります。

②不規則な生活
不規則な生活も自律神経が乱れる原因になります。私たちの体は一定のリズムで生活をしており、 それに合わせて自律神経が働くことで常に健康的な状態を保っています。起きているときには主に交感神経、寝ている時には副交感神経が働き、1日のリズムを作っています。しかし、夜更かしや昼夜逆転の生活など不規則な生活を続けていると、体のリズムが崩れて交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなってしまいます。

③ホルモンバランスの影響
特に女性の場合は年齢に応じて訪れるホルモンバランスの変化によって自律神経の乱れが生じやすくなります。女性の身体はエストロゲンという女性ホルモンが働いており、健康的な状態を保つ作用を担っているからです。しかし、閉経を迎える時期となる更年期に差し掛かる40代から徐々にエストロゲンの分泌が減少し、ホルモンのバランスが崩れてしまうことがあります。

セルフケアの仕方

①湯船に浸かる
37~39℃のぬるいお湯に10分以上ゆっくり入ると副交感神経が刺激されて精神の緊張がほぐれ、筋肉もゆるみます。 ただし、42℃以上の熱いお湯は交感神経を刺激して心拍数が増え血圧が上昇します。

②適度な運動
適度な運動は身体の血流を良くするだけでなく、ストレス発散にもつながります。毎日の散歩やウォーキングなどの定期的な運動は、生活のリズムができるため、自律神経を整えることにとても効果的です。