こんにちは!
ボディメンテナンス鵜沼の丸山です。
みなさんはタンパク質をしっかり取れていますか? タンパク質は筋肉やなどの体を構成する要素として非常に重要なものです。また、タンパク質は、アミノ酸の組み合わせや種類、量などの違いによって形状や働きが異なり、酵素やホルモン、免疫物質としてさまざまな機能を持っています。

healthy eating and diet concept – natural rich in protein food on table

タンパク質とは・・・

タンパク質は三大栄養素の一つです。
動物性と植物性の2種類があり、複数のアミノ酸が組み合わさってできています。人の体はほとんどが、炭水化物・脂質・タンパク質の3つの栄養素から成り立っています。これらの栄養素をバランス良く摂ることが、健康を維持するための秘訣です。

動物性タンパク質と植物性タンパク質の違いは、魚介・肉・卵などに含まれているのが動物性タンパク質で、豆類・小麦などに含まれているのが植物性タンパク質です。
カロリーが低めの植物性に対して、動物性は脂質が多く含まれ、それにより全体のカロリーが高めになりやすいです。
ただし、動物性は植物性には含まれない種類のアミノ酸を持ち、体内への吸収率も植物性よりも高いという利点もあります。

タンパク質の必要性・・・

タンパク質を摂らなければならない理由は主に4つあります。

①体はタンパク質でできている
人体はほとんどがタンパク質から構成されています。体の70%は水分で成り立っていますが、人の体の約20%はタンパク質です。皮膚や髪の毛、筋肉などを形成し、ホルモンや免疫物質などの調整機能をつくる材料にもなっています。
タンパク質は、人が生きていく上で欠かせないものですが、特に子供の成長にとってとても重要な栄養素で、体を作るだけでなく脳の発達にも大きな影響を及ぼします。

②脳を働かせる材料になる
タンパク質は脳を働かせる材料にもなります。脳の機能や成長をつかさどる神経細胞はタンパク質でできています。脳は多数の神経細胞が繋がったものですが、それぞれの神経細胞に情報を伝達する役目をするのが神経伝達物質です。
神経伝達物質をつくるにもタンパク質の構成成分である必須アミノ酸が必要です。タンパク質が不足すると、神経伝達が上手くいかず脳の反応が遅れ、記憶力や集中力の低下を招いてしまいます。

③必須アミノ酸は体では作れない
必須アミノ酸は体内ではつくることができません。
そのために、どうしてもの食事で取り入れなくてはなりません。
必須アミノ酸は以下の9つの種類があります
・トリプトファン
・リシン
・メチオニン
・フェニルアラニン
・トレオニン
・バリン
・ロイシン
・イソロイシン
・ヒスチジン

これらの9つの必須アミノ酸は、同時に必要な量を摂る必要があります。
基準量に届かないものがあると、一つあろうと二つあろうと、もっとも少ないものに合わせたタンパク質しか作れなくなり、他の成分が無駄になってしまいます。

④老化防止
タンパク質は、老化防止効果もあります。
不足すると肌や髪にダメージが出たり、筋肉が損なわれて疲れやすくなったりもします。新陳代謝に重要な役割を持つ健康な血管を保つためにもタンパク質は必要です。いつまでも若々しくいられるようにしっかりとタンパク質を摂って、新陳代謝をより活発化させましょう。