こんにちは!ボディメンテナンス各務原院受付の石黒です。5月も後半になり、日中がだいぶ暑くなってきましたね!冷房をつけている方も多いのでは無いでしょうか?そこで今回は冷えが原因で引き起こす様々な不調や予防について書かさせていただきます(*^^*)

体の冷えは主に下記のようなことが原因と言われています。

〇運動不足による筋肉の衰え

筋肉量が少ないと、体内で生み出せる熱も少なくなるため、体が冷えやすくなります。男性より女性の方が冷えを感じることが多いのは筋肉量の差も影響しているのです。

〇ストレス過多、睡眠不足

生活習慣の乱れは、自律神経のバランスが崩れる原因になります。

〇冷たい飲食物のとりすぎ

体の中から冷えてしまうので注意が必要です。

夏は冷房も冷えの原因に

夏は冷房が体の冷えの原因となってしまうことがあります。人間の体温調節は自律神経によって行われいます。自律神経の体温調節機能によって暑いと血管が拡張されて体から熱が放出され逆に寒いと血管が収縮して熱を逃さないようになっているのです。夏の暑い日には血管が拡張されて熱が放出されますが、冷房によって体が冷やされることによって逆に血管が収縮。血管が収縮すると血流が滞り冷え症を招く可能性があります。

冷えた体内では何が起こるのか

〇血流が悪くなる

体の冷えによって血管が収縮すると血流が悪くなります。血流が滞ることで毛細血管まで温かい血液が流れずますます手足が冷えてしますのです。また人間の体は冷えると内臓を先に温めようとするため、血液は体の中心に集中します。そのため末端となる手足に十分に熱が行き届かない為手足の冷えが慢性化しがちな原因のひとつです。

〇老廃物が溜まる

冷えで血流が悪くなると代謝が低下し体内には老廃物が溜まりやすくなります。またお尻や太ももといった下半身に老廃物が蓄積されると女性の敵ともいえる『セルライト』というかたまりになることも。肥満や生活習慣病の原因にもなりえます。

〇免疫力が低下する

体温が下がることによって免疫力も低下してしまいます。冷えによって疲労を感じやすくなったり、風邪を引きやすくなったりするのもこのためです。免疫力が低下したままだと生活習慣病やアレルギーといった病気に繋がる可能性もあります。冷えを予防し体が正常に機能する体温を維持することが大切です。


冷えが招くさまざまな不調

〇慢性的なだるさや疲労感

〇頭痛、食欲不振

〇不眠、便秘、下痢

〇肩こり、腰痛、むくみ etc…

特に女性の場合は体が冷えることによって生理痛が重くなったり手足がむくみやすくなったりします。冷えによる不調はいずれも生活や仕事に大きな影響を与えてしまうため日頃から予防対策をとることが大切です。

体の冷えの予防策

〇有酸素運動が効果的

適度な運動によって筋力をつけて血行を良くしたり心身をリフレッシュさせて自律神経を整えたりすることが大切です。自律神経を整えるための運動としては激しい運動ではなく呼吸を意識して無理なく続ける有酸素運動がおすすめです。

〇服装や飲食物にも要注意

服装や飲食物の面でも冷えの予防をしましょう。体感温度は人によって異なる為自分に合った服装をすることが大切です。特に冷房にあたることの多い夏場は着脱して調節することが出来る服装を意識したり、ひざ掛けや腹巻などを活用したりすることがおすすめです。また夏はアイスクリームをはじめとする冷たい食べ物や飲み物をとりがちですが、これは体を冷やしてしまう原因となります。涼しい空間ではできるだけ温かい飲食物をとるようにすることも必要です。

〇クーラーや扇風機の風にあたりすぎない

クーラー病にならないための設定温度は25℃~28℃とされています。それ以下にならないように注意しましょう。外と室内の温度差を5℃以内に保つことで自律神経の混乱を抑えることが出来ます。長時間クーラーを使っている場合は時には窓を開けて外の空気を室内いれることも大切です!

冷えの原因は日々の生活習慣と生活環境の両方にあるため日々の暮らし方や生活空間の気温を意識して対策することが大切です。冷えは慢性的な体の不調やさまざまな病気を引き起こすリスクを高めます。暑いと感じる夏場でも冷房の使い方や冷たい飲食物の摂り過ぎに十分気をつけて体を冷やさないようにしましょう!