こんにちは!

ボディメンテナンス各務原の木村です。

最近夜から朝方まで冷えていますが、皆様、眠りにくかったり眠りが浅いと感じる方はみえますか?屋外の寒さに加えて日中の寒暖差も相当ありますので体調を崩してしまうことのないよう皆様体調管理には気をつけておすごしくださいね。

今回は産後の骨盤矯正についてお話していきたいと思います。

産後の骨盤

産後の骨盤は、妊娠前の骨盤と比べて左右の骨盤が前後にズレていたり、骨盤が開いていたり、股関節が開いてお尻の横幅が大きくみえるようになっています。そのままでいると、お腹周りや太ももに脂肪がつきやすくなりダイエットをしても妊娠前の体型に戻りにくくなってしまいます。

なぜかというと…

妊娠すると「リラキシン」とう女性ホルモンが分泌されます。この「リラキシン」は骨盤周りの関節や靭帯を緩める働きがあります。これらが緩まることで出産時に赤ちゃんが産道を通りやすくしてくれます。

この「リラキシン」は産後しばらく分泌され続きます。つまり、産後もしばらくは関節や靭帯が緩い状態になっています。しかし、産後のお母さんは育児や家事など前かがみ姿勢の機会が多くなり、姿勢が悪くなってしまい、骨盤は歪みやすくなります。

その結果、お体に痛みや不調を引き起こしてしまいます。腰痛や肩こり、腱鞘炎や冷え性、むくみなどがあてはまります。また、体型も変わってしまいがちです。

骨盤はいわば家で例えるなら土台のようなものです。骨盤に歪みがあり不安定になるとバランスが崩れて全身に良くない影響を与えてしまいます。ちなみに帝王切開でも骨盤は歪みます。

どのくらいの期間でかかるの?

骨盤は本来産後10ヵ月程で締まっていきます。しかし、骨盤が不安定のまま、育児や家事を行ったり、夜泣きなどで十分に眠れていない日が続くと、骨盤がしっかりと締まりにくくなってしまいます。

対して、骨盤矯正を行っていくと個人差がありますが約3ヵ月程で骨盤が締まっていきます。早めに骨盤を安定させておいて体調がいい状態であるほうが育児や家事などの体への負担が軽くなりお体の痛みや疲れがでにくいようになると思います。

注意!

ただし、骨盤矯正は産後すぐにはできません。悪露(血液やリンパ液、子宮内に残った胎盤などを外に出すこと)が終わってない状態では骨盤矯正はできないためです。

産後の骨盤をそのままにしておくと、体型の変化だけでなく、内臓が下がりがちになって代謝が下がってしまったりホルモンにも影響を与えてしまいます。そのため、産後のお母さま方にはきちんと早めに産後の骨盤矯正をしておくことをお勧めします。

施術中、お子様をスタッフがみさせていただくため、お子様連れの来院も歓迎です!!

当院でも産後の骨盤矯正を行っております。産後の方だけでなくお体で悩みのある方は当院までご相談ください。